五人一首
無礙の人

五人一首商会: GSGN 0002-2
1trx/\840
【CD】

1stアルバムから約2年半、その間にBとGが変わり、久し振りとなる新音源だが、9分を超えるタイトル曲のみを収録したシングルとなった。蝉の鳴声のSEから始まり、松岡の歌い上げるような歌と松岡のデス声による咆哮等、様々な表情を使い分ける事で、物語の語り部となっているというのであれば、百田がKeyとPianoを使い分け、目まぐるしいまでの曲展開を演出、演奏陣は複雑な展開を織り込みながら、随所に挿入されたお経等の演出効果もあり、巧みに場面描写をクッキリしたものにしている。ある種、五人一首らしさというものを確立しつつあったが、ここに来て、それがようやく結実しつつある事が実感出来る。そろそろ制作されるであろう2ndアルバムがかなり楽しみになってきた。(多田)

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